110年を超える他に珍しい名工大の歴史。
明治時代から日本のものづくり文化を引導してきた、
その伝統は教員と学生とが切磋琢磨して今も培っている。
人が生活したり使用したりする建築とデザイン。
まさに人類の誕生以来の人の営みを継承していて、
これまでの過去も大切にし、これからの未来をクリエイトしていく。
建築系プログラム

建築系プログラムでは、主として人間生活の場となる空間を構成することを学びます。ヒューマンスケールから都市的スケールまでを対象とした建築家、建築技術者、建築・都市プランナー、行政マンやコンサルタントを育成しています。建築学(Architecture)は技芸(-tecture)を総合(Archi-)する学問です。工学と芸術の両面を有する建築学を修得するにあたり、工学・技術のみならず、芸術・文化・社会に関連する知識まで幅広く学習するカリキュラムが用意されています。
人間が行動する建築、人間が活用するデザイン。
その両方のプログラムが並行して構成してあるからこそ、
日常の大なり小なりの物事をいろいろな側面で見られるようになる。
教授/准教授/助教

加茂紀和子 教授
建築設計
建築意匠
建築意匠
1号館3**号室

河田克博 教授
建築歴史
建築意匠
24号館419号室

河辺伸二 教授
建築材料
リサイクル管理
リサイクル管理
11号館4**号室

藤岡伸子 教授
デザイン文化史
文化論
文化論
4号館***号室

麓和善 教授
建築史・文化財
保存修復
保存修復
24号館415号室

石松丈佳 准教授
デザイン
基礎造形
基礎造形
4号館4**号室

伊藤孝紀 准教授
インテリアデザイン
環境演出
環境演出
4号館4**号室

梅村恒 准教授
建築構造
構造解析
構造解析
16号館1**号室

北川啓介 准教授
建築設計
建築意匠
建築意匠
24号館104号室

小松義典 准教授
建築環境
建築設備
建築設備
1号館3**号室

佐藤篤司 准教授
建築構造
鉄骨構造
鉄骨構造
24号館305号室

須藤正時 准教授
工業デザイン
ウェアラブルデザイン
ウェアラブルデザイン
4号館***号室
建築とデザインを専門とした充実した教員のラインナップ。
人間が行動したり活用したりすることに関わる分野だからかな、
教員と学生との関係がとても深くて卒業後もいつも連絡をとりあっている。
学部の四年間、大学院の二年間と三年間での科目のバリエーション。
教員一人ひとりが従前より継続している大学や研究室での研究が、
学部と大学院のみんなへの講義や演習にもとても大きく活きている。
入学前に憧れだった留学を実現する学部生や大学院生。
アジアからも欧米からも名工大の建築・デザインへ留学していて、
ランチに一緒にでかけて英語と日本語をお互いに教えあったりしてる。
造形や物理やスケッチや語学など、なにかに卓越した学生たち。
入学してすぐに同級生と先輩と顔をあわせたときから、
お互いに建築とデザインに関わる学問を切磋琢磨していけるよき関係なのです。
卒業後の進路

学部を卒業後の進学や就職、また、大学院を修了後の就職に向けて、分野の教職員と110年間に本分野を卒業もしくは修了した7000名を超える卒業生が一致団結して、現役学生の就職をサポートしています。また、年に何回も、本分野の卒業生が来学しての、現役学生と卒業生との交流会も開催しています。こうした体制もあり、就職に強いという伝統が続いています。
参考:名古屋工業大学の卒業・修了者に関する就職状況
参考:名古屋工業大学の卒業・修了者に関する就職状況
全国的にも、名工大は就職にとても強い、ともっぱらの評価。
就職活動の時期になっていっぱい資料をもって集まる卒業生も多くて、
卒業生が顔をだしたときの教員のうれしそうな表情がとても印象的なんだ。
名古屋工業大学建築科110年の歴史

名古屋工業高等学校建築科(現:名古屋工業大学工学部社会工学科建築・デザイン分野)は、東京帝国大学造家学科(現:東京大学建築学科)に次ぐ我が国二番目の官立の建築学の高等教育機関として、1905年(明治38年)9月に創立されて以来、110年以上の歴史を築いてきました。この間の教育体制は、その折々の社会背景を反映しつつ幾多の変容を遂げて今日に至っています。本学で教育を受けた卒業生の多数が、産官学の幅広い分野において、近代日本の建築文化や建築学の発展に大きく貢献しています。ここでは、創立当初からの歴代の人物の履歴を中心に触れながら、「110年の歩み」の一端を辿ってまいります。
110年も前の明治時代って想像つかないですよね。
どんな格好してどんな道具を使って建築図面を描いていたのかな、
と思ってたら学内の校友会館に当時の写真がいっぱい展示してあった。
企業にも行政にも多くを輩出してきた名工大の建築・デザイン。
毎年、建築・デザインの同窓会が開催されるとき、
90歳近い大先輩も出席されて60歳前後の後輩が慌てることもあるんだ。
建築・デザインの先生方はいつもお気軽にって話す。
学内で研究室を訪ねてもいいし学外からメールを送ってみてもいいし、
こうしたときに本当に先生と学生との距離が近い環境だなと実感する。
アクセス
愛知県名古屋市昭和区御器所町
JR中央線「鶴舞駅」より徒歩7分
名古屋市営地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」より徒歩7分
名古屋市営バス「竜ヶ池バス停」より徒歩2分
052-732-2111